![]() | 江戸三〇〇年「普通の武士」はこう生きた―誰も知らないホントの姿 八幡 和郎、臼井 喜法 他 (2005/07) ベストセラーズ この商品の詳細を見る |
歴史の授業や時代劇ドラマに出てくる武士は、
大名や将軍を始め、家老などの上級武士ばかり。
彼等を見て武士の本質を説くのはちょっと危険。
なぜならこの事柄を現代に置き換えて考えると、
政治家先生たちを見て、サラリーマンの本質を説くことと
大して変わらないからです。
そういう上流階級の飾った生活ではなくて、
本当に平均的な武士の生活、出世街道とは縁のない
平凡な武士の生き様を書いているのがこの本。
ここに出てくる武士には夢も希望もなく、
ひたすらに現実的で非常に面白いです。
どうやら映画「たそがれ清兵衛」で真田広之扮する主人公が、
凡そ平均的な武士のモデルに近いそうです。
| たそがれ清兵衛 真田広之 (2005/04/28) 松竹 この商品の詳細を見る |
この本で唯一納得できなかったのは、
前半で河井継乃助をボロクソにこき下ろしているくだり。
継乃助ファンとして、これだけは同意できません。
それを抜かせば、全般的にかなりオススメの一冊。
庶民の生活から歴史を紐解いていくのは楽しいですね。
そういう意味でコチラ↓の本もオススメ。
| 幕末単身赴任 下級武士の食日記 青木 直己 (2005/12) 日本放送出版協会 この商品の詳細を見る |



















